説明
目次
序
凡 例
第一章 伝統的な美観
はじめに
第一節 葉越し
第二節 菊と「ほのか」
第三節 ほろほろと
付節 「石山の石」と石山秋月
第二章 好んだ表現
はじめに
第一節 わりなし
第二節 爰に至りて
第三章 憧れの人
はじめに
第一節 西 行
第二節 兼 好
第三節 長嘯子
第四節 仏頂和尚
第四章 当代の話題と『おくのほそ道』
はじめに
第一節 塩竈桜の流行
第二節 日光修験道の隆盛
第五章 切れてつながる「や」
はじめに
第一節 朝顔や昼は
第二節 名月や池をめぐりて
第三節 萩原や一よは
第四節 しばのとの月やそのまま
第六章 その他
第一節 「留主のまにあれたる神の落葉哉」の成立年次
第二節 芭蕉の「魔」
第三節 『杜律集解』・『荘子鬳斎口義』の注と芭蕉
第四節 俳諧の猿
初出一覧
あとがき