古事記の歌と譚

¥14,795

古事記を織りなす、歌を含んだ物語・「譚」。歌と散文の交錯から生成されるその複層的なありようが持つ意味とは。歌を書くという行為への着目から、読者に共感をもたらす譚の方法をあきらかにする。


著者 石田千尋 著
カテゴリー 新典社研究叢書 362
判型 A5上製函
ISBN 978-4-7879-4362-0
商品コード: 9784787943620 カテゴリー:

説明

目次

第一部 古事記の歌と譚
 第一章 カムヤマトイハレビコと〈久米歌〉―歌謡の主体をめぐって―
 第二章 「天神御子」と〈久米歌〉
 第三章 ヤマトタケル物語
 第四章 『古事記』のオキナガタラシヒメ像―「御祖」を中心に―
 第五章 讃美の方法―『古事記』「枯野」の歌謡物語をめぐって
 第六章 清寧記ヲケ物語の歌垣をめぐって
 第七章 古事記歌謡の〈抒情〉
 第八章 『古事記』における助動詞の表記と歌謡
 第九章 古事記歌謡における助動詞と時間
 第十章 古事記歌謡と万葉歌の類句―記二四歌をめぐって―
 第十一章 古事記の歌の構成―仁徳と石之日売の歌をめぐって―
 第十二章 木梨之軽太子と軽大郎女の歌謡物語
 第十三章 古代歌謡と物語―『古事記』軽太子の歌の場合
 第十四章 『古事記』木梨之軽太子の譚
 第十五章 古事記の歌の方法―短歌形態の二首組歌と譚―
 第十六章 古事記の歌と中国詩文―鯨(くぢら)・隼(はやぶさ)・花蓮(はなばちす)
 第十七章 『古事記』上巻トヨタマビメの歌

第二部 万葉集論
 第一章 柿本人麻呂歌集歌の〈見立て〉―『万葉集』三一二九番歌をめぐって(一)―
 第二章 柿本人麻呂歌集歌の桜花―『万葉集』三一二九番歌をめぐって(二)―
 第三章 悲嘆の形象―『万葉集』における死別を嘆く歌
 第四章 振り仰ぐ人麻呂

  附録一 聖徳太子の生涯
  附録二 「古事記」上巻のテクスト分析

  解 題(鉄野 昌弘)

   あとがき(石田 順朗)

Amazonでご購入(各種決済対応)

  • WEBサイトの書籍情報の頁から「Amazonで購入」をクリックまたはタップし、リンク先でご購入ください。
  • Amazon.co.jpに在庫がない書籍も、版元ならびに倉庫には在庫がある可能性がございます。品切表示の折はお問い合わせください。
  • Amazonマーケットプレイスにおける、「株式会社 新典社」からの出品は弊社からの直送です。
  • 領収書等各種書類については、Amazon.co.jp上でお手続きください。弊社から書類を発行することはできません。

PayPalでご購入(クレジット決済のみ)

  • WEBサイトの書籍情報の頁から、弊社に直接、書籍をご注文をいただくことができます。
  • 発送は日本国内のみ、送料は全国一律で650円(税抜)です。
  • ご注文後、弊社より在庫状況および発送予定日をご連絡申し上げます。
  • 品切、あるいは倉庫からの取り寄せとなる可能性がございます。
  • お客様都合によるキャンセルの受け付けは、発送予定日前日までとなります。
  • 品切の際は、PayPal決済を未承認とし、ご注文をキャンセルさせていただきますのでご了承ください。
  • 一部品切の際は改めてご連絡を申し上げます。
  • 発送は、佐川急便です。発送完了後に問い合わせ番号を添えてご連絡申し上げます。
  • お問い合わせはできるだけ、メールにてお願い申し上げます。

その他支払方法をご希望の方

  • 「メールでのお問い合わせはこちら」からお問い合わせください。