説明
目次
凡例
『古今和歌集』巻二十の位相――巻頭言にかえて――中島輝賢
【第一部 注釈編】
大歌所御歌 (高松寿夫)
一〇六九 あたらしき年の始にかくしこそ千年をかねてたのしきをつめ(高松寿夫)
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一一〇〇 ちはやぶる賀茂の社の姫小松よろづ世ふとも色はかはらじ(吉見健夫)
【第二部 論文編】
「大歌所御歌」について――うたの教習と奏楽・披露という観点から――(岩田久美加)
古今和歌集巻二十〈短歌体〉攷――宮廷人の論理と都への志向――(中田幸司)
古今集巻二十「神あそびの歌」の生成(遠藤耕太郎)
『古今和歌集』巻二十所収和歌の古態性(高松寿夫)
『古今和歌集』巻二十の句切れについて(中島輝賢)
『伊勢物語』一二一段「梅の花笠」――藤原敏行と歌謡――(宮谷聡美)
古今和歌集巻軸歌「賀茂の社」の歌をめぐって――東遊歌における神祇信仰の形成と意義――(吉見健夫)
付録
あとがき
索引