説明
目次
はしがき
凡 例
序 章 三浦綾子の生涯と三浦文学の特徴
第一章 〈神を指し示す指〉としての三浦文学
第二章 三浦文学と聖書
第三章 三浦文学における聖句の受肉化―『泥流地帯』『続 泥流地帯』を対象として
第四章 三浦文学と祈り
第五章 『天北原野』と「主の祈り」
第六章 三浦文学におけるクリスチャン―ノン・クリスチャンの回心との関連で
第七章 『氷点』における陽子の罪―「写真事件」を中心として
第八章 『続 氷点』の陽子―「赦し」と「再生」の問題をめぐって
第九章 夏目漱石『心』と『氷点』『続 氷点』―夏目文学と三浦文学との重なり・ずれをめぐって
付 章 『氷点』『続 氷点』年表
研究余滴① 三浦文学における「風」
研究余滴② 登場人物の年齢
書評 人生の羅針盤―三浦綾子、最後のエッセイ集
引用文献
三浦綾子年譜
あとがき
初出一覧
索 引