説明
目次
『枕草子』「殿などのおはしまさでのち」の段を読み解く―「山吹」咲く日の「今まゐり」―(津島知明)
知られざる「躑躅」の歌と、定子辞世「別れ路」の歌―平安時代の《新しい和歌》をめぐる解釈―(圷美奈子)
鴻臚館の光る君―「桐壺」巻の予言の周縁と漢詩文表現―(笹川勲)
「家」を逸脱する『とりかへばや』の左大臣家―「家存続」を手放した集団―(菊地一実)
北条得宗家と和歌―鎌倉歌壇における役割を探る―(佐藤智広)
林羅山『本朝神社考』の清原宣賢『日本書紀抄』利用に関する基礎的検討―羅山の学問と近世初期神道学史の一隅をめぐって―(野上潤一)