説明
目次
はじめに
第一部 古活字版『太平記』の成立
第一章 五十川了庵の『太平記』刊行―慶長七年刊古活字本を中心に―
第二章 流布本『太平記』の成立
第三章 慶長七年刊古活字本の本文をめぐって
第四章 日性の『太平記』研究と出版
第五章 古活字版『太平記』の諸版について
第二部 古活字版『太平記』の周辺
第一章 近世初期における『太平記』の享受と出版―五十川了庵と林羅山を中心に―
第二章 五十川氏をめぐる一資料
第三章 内閣文庫本『太平記』と林羅山
第四章 嵯峨本『史記』の書誌的考察
第五章 『徒然草寿命院抄』と『本草序例』注釈―序段を中心に―
第六章 杉田良庵玄与の軍記物語刊行をめぐる一、二の問題
第七章 古活字版の淵源をめぐる諸問題―所謂キリシタン版起源説を中心に―
第八章 要法寺版をめぐる覚書
第九章 『吾妻鏡』刊本小考
第三部 古活字版『太平記』『太平記鈔』『太平記音義』書誌解題稿
第一章 古活字版『太平記』書誌解題稿
第二章 『太平記鈔』『太平記音義』書誌解題稿
初出一覧
図版一覧
あとがき
増補版あとがき
索 引
韓国語要旨(李章姫訳)