説明
目次
解 題
ⅰ 『万葉集』の系統発生と個体発生
ⅱ 万葉集と東アジア交流
ⅲ 民族の詩学と東アジア文化
凡 例
Ⅰ 漢籍・仏典と東アジア交流
第一章 丝绸之路 敦煌文学文献とブックロード
第二章 敦煌からの風 王梵志詩と山上憶良
第三章 九想観詩と東アジア交流
第四章 死者の書 十王経と地獄の思想
第五章 高天の原ノート 魂の路をめぐる比較神話学
第六章 奇異 東アジア精神史論
第七章 日本海をめぐる古代日本と韓国
第八章 長屋王と東アジア交流
第九章 山上憶良と漢籍・仏典
Ⅱ 古代日本の文学思想と東アジア詩学
第一章 万葉集三大部立考
第二章 王の宇宙
第三章 天皇の歌 古代的性格について
第四章 吉野 聖空間と古代詩歌の生成
第五章 環日本海交流 近江朝漢詩文化の形成
第六章 外史論 万葉集の読みをめぐって
第七章 万葉集と漢字文化圏 東アジア文学史にむけて
第八章 万葉集と楽府系歌辞
第九章 曹丕と日本文学
Ⅲ 東アジアの中の民族詩学
第一章 ラブソングロード 歌路
第二章 東アジアの中の男と女 詩歌が描いた男と女の物語り
第三章 花鳥の使い 古今集序と中国詩学
第四章 天と性の理学 芭蕉の野ざらし紀行
第五章 近世歌学と東アジア詩学 本居宣長の戦略的歌学論をめぐって
第六章 色好みの詩学 本居宣長と折口信夫
第七章 アジアの中の折口・柳田
第八章 白川静と折口学 民俗学における内と外
第九章 折口学と東アジア詩学 「翁」と「まれびと」と
跋
初出一覧
事項索引
中国語序・韓国語序