源氏物語文化論

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一条兼良の営為を中心とした源氏物語の受容とその再創造の営み。平安文学に欠かせない要素である七絃琴や琵琶を通じた中国と日本の音楽交流・文学交流。近代の源氏物語研究の第一人者池田亀鑑の事績。近年の源氏関連論考への書評。四部構成で源氏研究の平安から現代を見渡す一冊。


著者 原豊二 著
カテゴリー 新典社研究叢書
判型 A5上製函
ISBN 978-4-7879-4250-0
商品コード: 9784787942500 商品カテゴリー:

目次

はじめに

第一部 源氏物語の再生

 第一章 初音巻の臨時客─歴史と物語を紡ぐ〈誌〉の世界の考察─

 第二章 一条兼良と宇治十帖─主にウヂノワキツイラツコ説について─

 第三章 『山頂湖面抄』の諸本について

 第四章 抜書の方法─源氏物語の享受世界─

 第五章 八幡神社(米子市東八幡)の源氏物語

第二部 音楽と交流

 第六章 都城と文学─長安城と平安京─

 第七章 王朝文学・歴史資料における琴演奏描写の変遷─古代日本のサウンド・スケープ論として─

 第八章 遣唐使と七絃琴─歴史と文学の間から─

 第九章 うつほ物語と遣唐使─「中華意識」をめぐって─

 第十章 遣唐留学生像の受容と変遷─「七絃琴」と「東アジア」を意識しつつ─

 第十一章 「琵琶行」の音楽史的考察─楽器、楽人、楽制を踏まえつつ─

 第十二章 「琵琶行」の音楽史的考察(続)─平安期の受容をめぐって─

 第十三章 楽人としての田代元春

第三部 池田亀鑑論

 第十四章 池田亀鑑前史─鳥取藩の国学と詠歌の動向─

 第十五章 池田亀鑑の資料収集

 第十六章 池田亀鑑の見たヤマタノオロチ─近現代的課題とその克服にむけて─

第四部 書評と補論

 書評① 神野藤昭夫著『知られざる王朝物語の発見 物語山脈を眺望する』

 書評② 中西健治編著『源氏物語忍草の研究 本文・校異編 論考編』『同 自立語索引編』

 書評③ 上原作和著『光源氏物語傳來史』

 補論 竹内時安斎の筆跡について─地方文学生成論序説─

初出一覧(原題及び掲載誌)

あとがき

索引

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