説明
目次
凡 例
『花桜折る中将』
一 ――月下の懐旧――
二 ――意外な発見――
三 ――友の来訪――
四 ――手引きの依頼――
五 ――思わぬ結末――
『このついで』
一 ――序・薫物――
二 ――第一話・愛児の誕生――
三 ――第二話・愛児の死――
四 ――第三話・出家――
『虫めづる姫君』
一 ――姫君の日常――
二 ――女房と童の明暗――
三 ――貴公子からの挑発――
四 ――二人の垣間見――
五 ――中将の恋と右馬佐の揶揄――
『ほどほどの懸想』
一 ――小舎人童の恋――
二 ――語らい――
三 ――若い男の恋――
四 ――頭の中将の恋――
『逢坂越えぬ権中納言』
一 ――揺蕩う恋情――
二 ――二人の方人――
三 ――根合の顛末――
四 ――歌合の顛末――
五 ――根合の名残り――
六 ――夏衣の隔て――
『貝あはせ』
一 ――少将、子供の園へ――
二 ――少将、姫君を垣間見る――
三 ――少将、方人となる――
四 ――少将、観音の化身となる――
五 ――貝合の朝――
『思はぬ方にとまりする少将』
一 ――右大将の少将と姫君の契り――
二 ――右大臣の少将と中の君の契り――
三 ――右大臣の少将と姫君の契り――
四 ――右大将の少将と中の君の契り――
五 ――それぞれの契り――
『はなだの女御』
一 ――夕べの打ち解け姿――
二 ――比喩合戦――
三 ――枝競べ――
四 ――露見――
五 ――種明かし――
六 ――裏話――
『はいずみ』
一 ――男と二人の妻――
二 ――健気な旧妻――
三 ――涙川への逃避行――
四 ――男の心変わり――
五 ――新妻の失態――
『よしなしごと』
一 ――事の次第――
二 ――依頼の前置き――
三 ――調度具の依頼――
四 ――日用品と食糧の依頼――
五 ――口止めと結語――
「冬ごもる」断簡