説明
目次
序 章 八百屋お七諸作品概説
第一章 山崎紫紅「お七吉三涙橋」論――場面設定と作劇観――
第二章 岡本綺堂「お七」論――観客の視点――
第三章 真山青果「八百屋お七」論 前編――西鶴「匂い」の発見――
第四章 真山青果「八百屋お七」論 後編――近世資料受容の変遷――
第五章 太宰治「哀蚊」「音について」論――仮託と音響効果――
第六章 江戸川乱歩「押絵と旅する男」論――断片受容と嗜好の重層化――
終 章 浸透する八百屋お七
付 録 『天和笑委集』の諸本研究
おわりに
国文学専門書・教科書・一般書出版
¥8,470
近世文学の八百屋お七諸作品を、近代作家達はどのように理解し、利用していったのか。五人の作家による翻案作品をもとに、典拠の解釈や表現様式を分析し、近代お七物の系譜を新たに提示する研究書。
| 著者 | 丹羽みさと 著 |
|---|---|
| カテゴリー | 新典社研究叢書 |
| 判型 | A5上製カバー |
| ISBN | 978-4-7879-4320-0 |
序 章 八百屋お七諸作品概説
第一章 山崎紫紅「お七吉三涙橋」論――場面設定と作劇観――
第二章 岡本綺堂「お七」論――観客の視点――
第三章 真山青果「八百屋お七」論 前編――西鶴「匂い」の発見――
第四章 真山青果「八百屋お七」論 後編――近世資料受容の変遷――
第五章 太宰治「哀蚊」「音について」論――仮託と音響効果――
第六章 江戸川乱歩「押絵と旅する男」論――断片受容と嗜好の重層化――
終 章 浸透する八百屋お七
付 録 『天和笑委集』の諸本研究
おわりに