後水尾院時代の和歌

¥2,090

江戸時代初期。後水尾院は和歌を愛好し、伝統の復活や継承を試み、さらにはそれらの記録を残した。1回およそ3頁でテーマを設けて歌を紹介しつつ、院と周辺人物たちの和歌活動と在り方を追う。


著者 高梨素子 著
カテゴリー 新典社選書 104
判型 B6並製カバー
ISBN 978-4-7879-6854-8
商品コード: 9784787968548 商品カテゴリー:

説明

目次

 はじめに
第1節 天皇の即位
第2節 慶長千首和歌
第3節 中院通村による添削
第4節 元和の御学問講
第5節 父帝への追悼
第6節 中院通村の『源氏物語』講義
第7節 古今伝受の権威化
第8節 烏丸光広と細川幽斎
第9節 烏丸光広の『耳底記』
第10節 院と一絲文守
第11節 年中行事的御会
第12節 宮中の月次御会
第13節 院による歌の添削
第14節 細川行孝歌への批評
第15節 宮廷和歌の心得―烏丸資慶の歌論書より―
第16節 寛永三年二条城御会
第17節 徳川家康への追悼歌
第18節 天皇の譲位と中院通村への歌
第19節 中院通村・烏丸光広による院の歌の添削
第20節 院が烏丸光広に詠ませた狂歌
第21節 寛永十六年仙洞歌合
第22節 寛永十六年仙洞歌合2―判者実条の問題―
第23節 院兄弟の贈答の歌
第24節 初期歌壇の三人の師
第25節 三師の逸話
第26節 中院通村による歌壇指導
第27節 院による歌壇指導
第28節 明暦三年の古今伝受
第29節 テキスト『伝心抄』
第30節 万治御点による指導
第31節 修学院離宮
第32節 寛文四年の古今伝受
第33節 三木三鳥
第34節 伝受に向けての育成
第35節 後継者たち、岩倉具起
第36節 後継者たち、飛鳥井雅章
第37節 後継者たち、飛鳥井雅章の『尊師聞書』
第38節 飛鳥井雅章による編纂と書写
第39節 飛鳥井雅章の『古今集御講尺聞書』
第40節 烏丸光広と孫資慶
第41節 烏丸資慶の高野山紀行
第42節 烏丸資慶と弟子松田以范
第43節 烏丸資慶と弟子細川行孝
第44節 寛文九年烏丸資慶の薨去
第45節 『資慶口授』『光雄口授』
第46節 烏丸資慶と偽書
第47節 宮家の人達
第48節 良恕法親王
第49節 古今伝受と法親王
第50節 後鳥羽院四百年忌和歌
第51節 宮中での法楽和歌
第52節 院とその初期の漢詩
第53節 院の漢詩の修練
第54節 兼日題の歌と添削
第55節 当座題の歌と添削
第56節 兼日題の当座における添削
第57節 細川幽斎の狂歌
第58節 烏丸光広の狂歌
第59節 松永貞徳の狂歌
第60節 半井卜養の狂歌
第61節 三条西実条と武家の俳諧歌
第62節 三条西実条外(ほか)、公家の狂歌
第63節 僧侶の狂歌、雄長老
第64節 正月和歌御会始の作法
第65節 和歌御会始の歌題の決定
第66節 二月水無瀬法楽
第67節 二月聖廟法楽
第68節 花を詠む当座の御会
第69節 牡丹の花を詠む
第70節 七月七夕御会
第71節 九月観月の歌
第72節 続き五首、中院通村による批評
第73節 続き四首、中院通村による批評
第74節 九月重陽の歌
 典拠資料・参考文献一覧
 おわりに
 索引

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