説明
目次
序(江藤茂博)
近代日本の文学部形成と「文学」概念―「文学概論」を事例に―(江藤茂博)
Ⅰ 文学部をめぐる状況
死と書と文学部(塩村耕)
文学部の逆襲・再論(多田一臣)
Ⅱ 私立大学文学部からの視点
読解力からメディア・リテラシーへ―「文学部」の学びで身に付く能力―(酒井敏)
シンポジウムに向けて―人生の本質へ碇をおろす―(植木朝子)
関西大学文学部の取組(藤田高夫)
挑む文学部― 私学の人文学―(江藤茂博)
Ⅲ 東アジアの人文学の現在
古典学の現在
近代日本における文学概念の導入と中国古典学(牧角悦子)
日本の大学における古典学の現況(町泉寿郎)
日本語学の現在
中国の高等教育機関における日本語教育について(王宝平)
日本学の現在
“Japanese Studies in the United States:Its Foundation in Anti-Catholicism”アメリカの日本学(Kevin M Doak)
世界に開かれた台湾の日本研究(徐興慶)
Ⅳ 文学部・人文学の学問・制度
东亚的“汉文学”(王勇)
私立学校の力学×文学部の力学(江藤茂博)
文学部とは何か?(鷲田小彌太)
Ⅴ シンポジウムの軌跡
シンポジウムの軌跡(五月女肇志)
大東文化大学文学部の直面する課題(河内利治)
(SRF・文学部共同国際シンポジウム 挨拶)文学部の現在―東アジアの高等教育 文学・外国語学・古典学/儒学(水戸英則)
あとがき(江藤茂博)
執筆者紹介