源氏物語女房論

¥10,230

源氏物語の主要人物の周囲に必ず存在する女房。物語を構築するうえで必要不可欠なその存在に着目して読みを深化させるとともに、女房が介在することで展開する物語世界のありようをも明らかにする。


著者 佐藤洋美 著
カテゴリー 新典社研究叢書 380
判型 A5上製函
ISBN 978-4-7879-4380-4
商品コード: 978-4-7879-4380-4 カテゴリー:

説明

目次

   凡 例

 序 章 『源氏物語』における女房研究の現在と本書の構成

Ⅰ 物語をひらく女房
 第一章 王命婦論―「賢木」巻における「いとほしがりきこゆ」の対象を起点として―
 第二章 女三の宮の十二人の女房―「若菜下」巻の密通をよびおこすもの―
 第三章 「今参り」考―「東屋」巻における匂宮と浮舟との邂逅をめぐって―

Ⅱ 主人をかたどる女房
 第四章 大輔命婦の人物設定―「末摘花」巻における造型の意義をめぐって―
 第五章 侍従の誓い―「蓬生」巻における「たむけの神」をめぐって―
 第六章 中納言の君の代作―「常夏」巻における近江の君への返歌をめぐって―

Ⅲ 女房がつなぐもの
 第七章 犬君のゆくえ―『源氏物語』における女童をめぐって―
 第八章 渡殿の戸口の紫の上―「薄雲」巻における中将の君を介した歌をめぐって―
 第九章 よるべなき中将の君―「幻」巻における紫の上追慕をめぐって―

Ⅳ 女官が見つめるもの
 第十章 「春宮の宣旨なる典侍」論―「若菜上」巻の御湯殿の儀をめぐって―
 第十一章 藤典侍論―「夕霧」巻における雲居雁との贈答をめぐって―

   初出・原題一覧
   あとがき
   索引

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