王朝文学の〈旋律〉

¥11,660

20年来続く研究会から生まれた多様な学智が奏でる集大成。作品に向き合い、新たな可能性を探り、分析を試みる。源氏・枕草子・更級・大和・うつほ・落窪ほか王朝物語や貴族日記を論じる16本。


著者 伊藤禎子・勝亦志織 編
カテゴリー 新典社研究叢書 347
判型 A5上製カバー
ISBN 978-4-7879-4347-7
商品コード: 9784787943477 カテゴリー:

説明

目次

『更級日記』論の可能性―鏡像の世界(神田 龍身)
『大和物語』の父娘(近藤 さやか)
『うつほ物語』における唱和歌群の役割(三原 まきは)
『うつほ物語』くりかえされる俊蔭の娘像―物語展開の一手法として―(富澤 萌未)
『落窪物語』における「着せられること」と「脱がされること」(手塚 智惠子)
『枕草子』における中宮定子の「語り」と「書記」―「清涼殿の丑寅の隅の」章段から―(勝亦 志織)
『源氏物語』「若紫」巻と『枕草子』とのかかわり―「呪詛」としての『枕草子』(伊勢 光)
匂宮を巡る「視線」―大君を通じて(新田 紗穂子)
『源氏物語』宇治十帖における「童」―物語を動かす童たち―(伊藤 優紀奈)
浮舟の「手習」論―贈答としての手習―(増田 高士)
恋敵を演じる男たち―『夜の寝覚』における恋の諸相(千野 裕子)
『殿暦』論序説―「父」師通をめぐって―(中丸 貴史)
『とりかへばや』の吉野宮について(福里 将平)
『松浦宮物語』まことそらごとの物語論(伊藤 禎子)
『あさぢが露』の書誌再検討―書写状況と巻末の脱落を考える(武藤 那賀子)
『いはでしのぶ』の雪―過去と現在の対照―(毛利 香奈子)

  あとがき
  執筆者紹介

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