自然主義作家 田山花袋

¥1,980

花袋は「蒲団」の発表により、前年に『破戒』を刊行した島崎藤村とともに、日本自然主義文学の創始者となって文壇的地位を固めた。誠実と不屈の闘志で生涯を貫いた花袋の本領に迫る。


著者 小林一郎 著
カテゴリー 日本の作家
判型 B6上製
ISBN 978-4-7879-7043-5
商品コード: 9784787970435 カテゴリー:

説明

目次

田山花袋の輪郭 
田山家略系図 
主要人物解説 

第一章 感傷的浪漫主義の時代 
1 幼少年期の花袋 
2 松浦萩坪歌塾に入門―松岡国男・太田玉茗らと交わる 
3 文学への接近―尾崎紅葉を訪ねる 
4 信州赤塩への旅。「明治文庫」に作品が載る 
5 「文学界」同人となり、山形に遊ぶ 
6 日光への旅 
7 藤村と交遊、独歩を知る 
8 日光にて、独歩と起居を共にする 
9 旅に明け暮れた明治三十一年 
10 結婚、博文館入社 
11 週刊『太平洋』の編集に携わる 
12 外国文学の研究に没頭 
13 『重右衛門の最後』を書く 
14 岡田ミチヨの入門。紅葉永眠 
15 日露戦争従軍 
16 花袋の煩悶 
17 『文章世界』創刊 

第二章 自然主義の時代 
1 『蒲団』発表と飯田代子 
2 独歩の死と『生』執筆 
3 九州の旅 
4 『妻』の出版、水野仙子現る 
5 『田舎教師』を世に問う 
6 『縁』の世界と大逆事件 
7 四十の峠 
8 明治の終焉と博文館退社 

第三章 自然主義退潮の時代 
1 藤村の渡仏と日光僧房生活 
2 第一次世界大戦と「個」 
3 西長岡鉱泉の生活 
4 信州富士見山荘と『時は過ぎ行く』 
5 赤岩と『一兵卒の銃殺』 
6 「脱却の工夫」と仏教への傾斜 
7 印旛沼紀行 
8 『再び草の野に』『河ぞひの春』「新しい芽」と自他の融合 
9 生誕五十年祝賀会 
10 退潮する花袋と「廃駅」 
11 満鮮の旅と東京大震災 
12 歴史小説と「源義朝」 
13 大正時代の幕引き 
14 家庭崩壊の危機と『百夜』 
15 病い、そして、その終焉 

略年譜

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