説明
目次
凡 例
序 章 発見された一冊の本『金鰲新話』が語る朝鮮・日本・中国
第一篇 日本に伝わった『金鰲新話』
第一章 金時習と『金鰲新話』
第二章 朝鮮刊本『金鰲新話』の旧所蔵者・曲直瀬正琳と蔵書印
第二篇 『金鰲新話』の和刻本―江戸時代に出版された朝鮮王朝の小説―
第一章 和刻本『金鰲新話』の諸本
第二章 和刻本『金鰲新話』版本の特質と成立年代
第三章 江戸時代の「書籍目録」に見る和刻本『金鰲新話』―朝鮮王朝の小説はどう紹介されたか―
第三篇 『金鰲新話』と日本―享受・交流―
第一章 紀州藩石橋生庵の『家乗』と朝鮮文学『金鰲新話』―『剪燈新話』『伽婢子』の侍読・侍講記事との関連―
第二章 石橋生庵の『家乗』と朝鮮―紀州藩の儒官李真栄・李梅渓・李清軒をめぐって―
第三章 『剪燈新話句解』考―付・朝鮮本と和刻本の「日本伝存本目録」―
附 章 明治時代における『金鰲新話』の出版
初出一覧
参考文献
あとがき
索 引