説明
目次
まえがき(廣田 收)
〔講演〕光源氏の生き方から見る『源氏物語』(廣田 收)
『源氏物語』椎本巻における八の宮と薫の贈答歌の解釈―「草の庵」という表現に着目して―(櫛井 亜依)
『源氏物語』における光源氏と女君の贈答歌(風岡 むつみ)
『小右記』の虚構―経通に着目して―(滝沢 優子)
『今昔物語集』にみる霊魂の行方―「悪霊」・「蛇道」考―(久留島 元)
『宇治拾遺物語』三二話「右大臣」考―説話比較の方法を考えるために―(嶋中 佳輝)
『宇治拾遺物語』における食欲(趙 智英)
宇治拾遺物語・古事談・古今著聞集における連鎖の技法(生井 真理子)
『延慶本平家物語』名のり考(城阪 早紀)
『沙石集』伝本の行方―梵舜本と大永三年本―(加美 甲多)
逸翁本『大江山絵詞』の独自性―頼光と保昌のコントラスト―(八木 智生)
A.Cabezas訳スペイン語版『伊勢物語』”Cantares de Ise”における和歌訳の形式と掛詞について―音律という方法―(雨野 弥生)
あとがき
執筆者紹介